Live Streaming system in the Medical Field

院内にライブシステムを構築することで、遠隔操作による技術指導が可能になります。

現在、外部スタッフの立ち入り規制が厳しいことからも、院内にライブ配信システムの構築をご提案いたします。


ライブ配信をするために必要な機材

  • ビデオスイッチャー
  • A/Dコンバーター
  • フレームシンクロナイザー
  • シネ装置やCT、MRの各出力端子に対応した変換機
  • IVUSやEVUSの各出力端子に対応した変換機
  • 各種スプリッター
  • HDMI変換器
  • HDMIケーブル類
  • 術者用撮影用ビデオカメラ
  • ワイヤレスヘッドセット(マイク、スピーカー)
  • 配信用PC
  • 配信用Wi-Fi環境
  • 各種変換ケーブル

一番重要な製品:ビデオスイッチャー

  • インプットがいくつ必要かによって、機材の選択が変わります
  • ライブ配信するためには、すべての信号をデジタル化する必要があります
  • 画像が横に伸びたりする場合は、スケーラーを用いてサイズを変更します
  • 映像端子がモニター用出力として1つしかない場合は、スプリッター(分配器)を用いることで出力信号を増やします
  • ライブ配信する画面構成は、あらかじめ設定することでボタン1つで変更できます
  • テロップなどを複数使用したい場合は、パソコンを1台準備してパワーポイントで簡単に画面合成が可能です

おすすめビデオスイッチャー①

Roland V-8HD

【特徴】

これまでLive配信の現場で使用していたものに比べ、非常にコンパクトな設計となっています。8つのHDMI Inputに2つのスケーラーを装備したビデオスイッチャーで、フレームサイズが合わずに画面が伸びてしまうこともなく、1280x1024の画像を正しく映し出すことが出来ます。

 

 

【操作】

ミニモニター内蔵で、確認用モニターを必要としません。もちろん、これまで通りアウトプットからモニターに出力して配信画像を確認することも可能です。

テロップ出しや、患者情報保護のモザイクがけも容易に行えます。さらに、オリジナル背景(フレーム)の設定も可能です。

こちらの機種では、Live配信するためにビデオキャプチャーボードが必要です。

 

【おすすめ度】★★★

一度、トレーニングを受ければ、あとは直感的に操作が可能です。スケーラーが2つ内蔵されているので、少ない入力でしたら、簡単にライブ配信が可能です。さらにスケーラーを1つ準備すれば、簡単なPCIライブも可能です。

 

詳細

本体サイズ:W317*D195*H70mm/ 2.0Kg

映像入力端子:HDMI input 8/ output 3

音声入力端子:RCA input 1/ output 1

解像度:Full HD


おすすめビデオスイッチャー②

Roland V-160HD

【特長】

Roland V-8HDの強化スペック版です。8つのHDMI Inputに加え、8つのSD Inputも装備しています。また、全入力にフレームレートコンバーター、フレームレートシンクロナイザーを搭載し、異なる映像信号を組み合わせた接続が可能になりました。スケーラーの数も4つとなり、ほぼこれ1台で医療系のライブ配信が可能になります。

 

【操作】

Roland V-8HD同様で直感的に操作が可能です。V-8HDでできること全てに加え、マイク入力も充実。Bluetooth搭載でiPadと接続させてリモート操作も可能です。

ビデオキャプチャーボードも内蔵しているので、配信用PCとUSB-Cケーブルを接続するだけでLive配信が可能です。

 

 

 

【おすすめ度】★★★★

これが1台あれば、オペ室やカテ室からの録画やLive配信はすべてスムーズに行えます。値段は少し高いですが、長く使える1台です。また、追加のスケーラーを使う必要もないので、配線回りもスッキリします。

 

詳細

本体サイズ:W437*D253*H103mm/ 3.9Kg

映像入力端子:HDMI input 8/ output 3

音声入力端子:RCA input 2/ output 1

解像度:Full HD


おすすめビデオスイッチャー③

Atem Mini Extreme

 【特徴】

多くのユーチューバーが愛用しているAtem Miniの最高峰モデルです。あらかじめ4つのプリセットした画像構成から、瞬時に画面の切り替えが可能です。さらに、フォトショップとリンクさせることで、複雑なテキストや画像を合成することが簡単に行えます。

 

 

【操作】

このスイッチャーを使いこなすためにはATEM Software Controlを使って細かな操作をする必要があるので、必ずPCを準備する必要があります。

ライブ配信するためには、本体とルーターを直接LANケーブルで接続して配信する方法と、USB-Cの出力からPCと接続してスイッチャー本体をPC側でカメラと認識させることで配信する2つの方法があります。

 

【おすすめ度】★★

最も低価格ですが、直感的な操作は難しいので、熟練したマニピュレーターが必要なスイッチャーだと感じます。また、スケーラーが内蔵されていないので、医療現場では少し使いにくいかもしれません。

 

 

詳細

本体サイズ:W370*D136.6*H39.6mm/ 1.235Kg

映像入力端子:HDMI input 8/ output 2

音声入力端子:3.5ステレオミニ input 2/ output 1

解像度:Full HD



Portable Live Streaming Kit

専用ケースにLive Streamingに必要な機材をコンパクトにまとめました。

見慣れた機材で構成されておりますので、すぐに取り出してご使用いただけます。セッティングや撤去には30分もかかりません。

企業様で複数台ご購入の場合は、我々で定期的にトレーニングも実施させていただきます。

※現在、製品の供給が不安定のため、納期にはお時間をいただく場合がございます。


Portable Live Streaming Kitの特長


・これまで高価だったLive Streamingを簡単配信

・初期投資のみで何度でも利用可能

・一般的な配信ソフトで視聴可能(ZOOMTeamsWebex等)

・軽量でコンパクトな機材(大きめのスーツケース1つ分)

・簡単にセッテイング、撤去が可能

・小さなオペレーションスペース(PCとスイッチャーを置く台)

・少ない人数でのオペレーション(2名を想定)

 


ケース寸法

横幅670x奥行x425x高さ380

重量は構成品によりますが、20Kg程度を予定


基本構成品


  • ビデオスイッチャー(Roland)1台
  • PC(13.3 inch) 1台
  • PC保護ケース 1個
  • ヘッドセット 1台
  • スケールコンバーター(Roland)1台
  • VGAスプリッター 1台
  • DVIスプリッター 1台
  • HDMIスプリッター 1台
  • ビデオキャプチャーボード(Roland)1個
  • ハンディーカム 1台
  • 三脚 1本
  • HDMIケーブル(0.5M)3本
  • HDMIケーブル(2M)2本
  • HDMIケーブル(15M)1本
  • HDMIケーブル(10M)1本
  • 電源タップ(5M)3本
  • 専用ケース 1個

本Kitを販売する目的は、あくまで医療への貢献です。

必要最低限のお見積りでご提案させていただいておりますので、

お気軽に、「お問合せ」よりお問い合わせください。